苅田山笠 新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン
本ガイドラインは、福岡県「イベント開催等における必要な感染防止策」および「博多祇園山笠行事新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を参考に新型コロナウイルス感染症予防の対策など留意すべき事項を取りまとめたものです。
現在のコロナ禍において、苅田山笠を保存及び継承するためには、苅田山笠保存振興会をはじめとする祭り参加者及び各区の関係者、そして、町民や観光客の相互協力のもと、様々な重要課題を乗り越える必要がありますので、一致団結して感染予防対策に取り組みます。
~基本方針~
○国・県からの要請や諮問委員会等の指針を基に、山笠行事の範囲を検討し、柔軟に対応する。
※可能な範囲で祭り行事を開催し、苅田町民に親しまれる祭り行事を目指す
○新しい生活様式に合わせた感染防止対策を実施する。
○観覧者の感染リスクを抑える取組みを実施する。
○水際対策を徹底する。
※祭り期間中の参加者の体調管理を徹底
1 基本的な感染対策
感染防止の3つの基本
①身体的距離の確保
・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
②マスクの着用
・マスクの着用を徹底する。また、熱中症に十分注意する。
・飲食の際は、マスク会食を徹底する。
③手洗い
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。
・手洗いは30秒程度かけて水と石鹸で丁寧に洗う。
2 新型コロナウイルス感染症が疑われる症状
徹底した体調管理を行い、以下の症状がある場合は、参加を自粛し、早期の感染拡大防止に取り組む。
①37.5度以上の発熱がある
②呼吸器の症状がある
・息苦しさがある ・せきが出る ・たんがでる
・のどの痛みがある ・鼻水、鼻づまりがある(アレルギー性のものを除く)
③体がだるい、頭が痛い
④味覚、嗅覚異常(味がしない・匂いがしないなど)がある
3 各区および各区振興会の役割
参加者の規律の徹底については、各区および各区振興会で厳格に対応すること。
山笠を運営するためには、参加者一人一人の感染症マナーの徹底が不可欠である
①参加者の管理
各区で参加者リストを作成し保管する。(様式は任意)
※参加者とは、各区の祭り関係者および役員、各区保存会員、老友会(敬老会)、育成会(子ども会)関係者および役員、花づくり等作業者をいう。
※特に室内での作業や会合を開く際は、参加者を把握しておくこと
※新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を活用すること
②参加者の健康管理
参加者の健康状態を把握し、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がないか、十分に確認すること。
※必要に応じて健康チェックシート等を使用すること(様式は任意)
③感染者が発生した場合
各区の作業や会合への参加者に感染者が発生した場合は、直ちに、区役員等に報告し感染拡大防止に努めること。なお、クラスター発生等の重大な事項は、実行委員会事務局へ報告すること。
4 各行事における具体的なコロナ対策
①各区(公民館・山笠格納庫)での作業および会合
・アルコール消毒液を設置すること。
・感染リスクを低下させる取り組みを実施すること。
※席の間隔を空ける(1m以上)、参加者数を減らす、アルコール消毒など
・長時間の会食を避ける工夫を行うこと。
※弁当の配布など
②会議など
・感染リスクを低下させる取り組みを実施すること。
※三密対策、換気の徹底、長時間の会議を避けるなど
・会議室の広さに合せて人数を調整すること。
・長時間の会食を避ける工夫を行うこと。
※弁当の配布など
・水際対策をしっかりと行うこと。
※検温や健康チェックシートの記入など
③山笠運行など
・参加者の体調管理を行うこと。
・マスクを常に着用すること。
※ただし、屋外での作業時および運行時は、熱中症対策として水分補給や休憩
をこまめに取ること
※屋外でのマスク着用は、『新しい生活様式の実践例』厚生労働省を参考にすること
・距離を保ち、交流や接触等を控えること。
・道具の使いまわしや飲み物の回し飲みは行わないこと。
・過度な飲酒は絶対に控え、大声や挑発行為は行わないこと。
※運行時の飲酒(片手ビール)は、マナー違反となるため禁止とする。
・喫煙は決められた場所で行うこと。
※特にくわえタバコは、マナー違反となるため禁止とする。
5 観覧客における具体的なコロナ対策
感染リスクを低下させる取り組みや観覧マナーへのご協力をお願いすること。
・マスクを常に着用すること。
・会場周辺における屋外での飲食をする際は、飲食ブースを利用すること。
・握手や密集しての記念撮影などは避けること。
【事務局にて準備する事項】
・大祭時は、場内アナウンスにて観覧マナーについての呼びかけをすること。
・必要な箇所には、アルコール消毒液の設置すること。
※出入口、飲食ブース、トイレ、総合案内など
・観覧者に感染対策の協力を促す広報(ポスター・のぼり旗)等を実施すること。
・新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の利用促進を行うこと。
※苅田山笠実行委員会HPにて掲載
6 参考ホームページ・資料等
①厚生労働省:『新しい生活様式の実践例』『新型コロナウイルス接触確認アプリ』など
②内閣官房:『新型コロナウイルス感染症対策本部』
③国立感染症研究所 感染症疫学センター:『新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領』
④日本青年会議所:『祭り・イベント等開催に向けた感染拡大防止ガイドライン』
⑤福岡県:『催物(イベント等)における感染防止対策の徹底』